塩そば 時空(じくう)は、京王井の頭線・高井戸駅から徒歩約12分、杉並区高井戸東の住宅街にある塩そば専門店です。2023年に開業し、『ミシュランガイド東京2025』でビブグルマンに選出、2026年版でも2年連続で掲載されました。鶏や豚を使わず、昆布と煮干しを軸にした魚介の出汁だけで塩清湯を組み立てるのが、この店の一貫した方針です。

どんな店か

店主は和田正史さん。元は天ぷら職人で、父の形見のバイクで旅した瀬戸内で出会った塩そばに感銘を受け、独学でラーメンの道に進んだ経緯を、ミシュランガイド公式ページとYahoo!ニュース エキスパートの記事が伝えています。店の2階に自家製麺所を構え、使う麺をここで打っています。麺は北海道産「ゆめちから」を主体にした国産小麦「双力」によるストレート麺です。

スープは化学調味料を使わず、昆布と煮干しを前日から水出しし、開店前に沸騰寸前の温度を保ちながら2時間ほど煮出してつくります。和田さんは「鶏や豚など使わず魚介のダシで勝負しています」と説明しています(『おとなの週末』2026年2月号)。

客席はV字型のカウンターのみのコンパクトな造りです。駅から離れた住宅街という立地ですが、開店前から列ができることもあると複数の地域メディアが伝えています。

何を頼むか

看板は特製塩そば(1,450円・2026年7月時点)。澄んだ塩清湯に、豚肩ロースや大山鶏の低温調理チャーシューなど3種の肉、軟骨入りの鶏つくね、メンマが載ります。味玉は丼には含まれず、別途トッピング(150円)として注文します。塩そば単品やトッピングもありますが、価格は改定されることがあるため、店頭の表示でご確認ください。

もう一つの柱が「裏醤油そば」です。金・土・日曜のみの提供という店独自のルールがあるので、醤油を目当てにする場合は曜日を合わせて訪れてください。

訪問のコツ

営業は11:30〜15:00の昼のみで、スープや麺が売り切れ次第終了します。定休日は月曜(祝日の場合は営業)。営業時間が短いうえに売り切れ仕舞いのため、開店前後の時間帯に着くのが確実です。

高井戸駅からは徒歩12分ほどで、専用駐車場はありません。車の場合は周辺のコインパーキングを利用してください。

臨時休業や限定メニュー、営業時間の変更は公式Instagram(@sio.soba.jiku)で告知されます。訪問前に最新情報をご確認ください。