京王線・芦花公園駅の北口を出て1分、住宅街の入口に「成城青果」はあります。青果店のような屋号ですが、これは店主の曽祖父が世田谷区成城で営んでいた青果卸の名を受け継いだもの。カウンター6席だけの小さな中華そば店で、2020年6月の開店から数年のうちに『ミシュランガイド東京 2024』のビブグルマンに掲載され、2025年12月発表の『食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2025』にも選ばれました。看板は、煮干しや鰹節・鯖節など数種類の魚介出汁を主体にした澄んだスープの塩そばです。

どんな店か

開店は2020年6月。店内はカウンター6席のみで、席数は限られます。屋号の由来は前述のとおり、店主の曽祖父が成城で営んでいた青果卸で、ラーメンとは直接関係のない家業の名を看板に掲げています。

スープは、厳選した数種類の煮干しに鰹節・鯖節などを合わせた魚介出汁が軸で、動物系の素材は抑えた構成と取材記事は伝えています(地球の歩き方 特派員ブログ)。

掲載歴も具体的です。『ミシュランガイド東京 2024』ではビブグルマン(価格以上の満足感が得られる料理)に掲載されました。ただし『ミシュランガイド東京 2025』でビブグルマンに掲載されたラーメン17店の一覧(Yahoo!ニュース エキスパート・井手隊長による速報)に成城青果の名前はなく、2025年版では掲載外です。一方、食べログの公式発表による「ラーメン TOKYO 百名店 2025」(2025年12月2日発表)には選出されています。

なお成城青果は現在3店舗を展開しており、2号店が千歳烏山の「華塩」、3号店が芦花公園の「成城贅肉店」(2025年4月開店・二郎系)です。同じ系列でも方向性は異なるため、目当ての一杯がある場合は店名を確認してから向かってください。

何を頼むか

注文は入口の券売機で食券を買う方式です。基本は塩そばと醤油そば。ここに肉丼を合わせた「塩そばと肉丼のお得セット」が1,150円、味玉のトッピングが120円です(いずれも2025年6月時点の報道による)。初めてなら、看板の塩そばと肉丼のセットが店の輪郭をつかみやすい選択です。

ただし塩そば・醤油そば単品や、その他のトッピングの最新価格は公式に確認できませんでした。価格改定もあり得るため、券売機の表示を優先してください。

訪問のコツ

最大の注意点は営業時間です。成城青果は公式Webサイトを持たず、告知は公式Instagram(@seijoseikano1)に集約されています。2025年6月時点の報道では月〜金が11:00〜15:00と17:00〜23:00、土・日・祝は通しで11:00〜23:00(L.O.22:45)、定休日は不定休とされていますが、二次情報の間には食い違いがあり、これより早い閉店時刻や木曜定休を記載する媒体もあります。臨時休業や時間変更を含め、訪問前に公式Instagramを確認するのが確実です。

場所は芦花公園駅北口から徒歩約1分、南烏山3-1-11の芦花パークヒル1階。駅前の立地なので迷いにくく、新宿方面からの移動も京王線1本です。カウンター6席という規模を踏まえ、ピークを外した時間帯に、荷物を少なめにして訪ねるのがおすすめです。