饗 くろ㐂(もてなし くろき)は、JR浅草橋駅東口から徒歩約2分にあるラーメン店です。2011年に千代田区神田和泉町で開業し、12年営業したのち、2023年10月29日に現在の浅草橋駅前へ移転しました。塩そば・醤油そばを軸に、清湯(澄んだスープ)の一杯を出しています。

どんな店か

公式オンラインストアは、この店を「上質・本物をコンセプトに掲げ、1杯のらーめんに取り組んでいます」と説明しています。地域メディア「浅草橋を歩く」の店主インタビューによれば、店主の黒木直人さんは魚屋の家に育ち、服部栄養専門学校を出たのち日本料理店で5年間働き、その後イタリア料理店や外資系チェーンを経て2011年に独立しました。ラーメン店での修業は挟んでおらず、同インタビューでは「一杯でコース料理を表現する」という考え方が語られています。

TRYラーメン大賞(講談社ビーシー刊)の公式サイトにある店舗ページには、2020年 総合2位、2021年 総合3位、2022年 総合5位、2023年 総合4位、2024年 総合4位という受賞歴が並びます。2024年(第25回・2024-2025)は塩そば部門9位、醤油そば部門10位にも記載があります。同インタビューによると、2017年・2018年にミシュランガイド東京のビブグルマンに選出され、現在は掲載を辞退しているとのことです。

何を頼むか

店は価格表を公開していないため、確認できた価格はいずれも過去の時点のものです。2023年11月の券売機を撮影した媒体記事では、塩そば1,150円、醤油そば1,250円、胡椒そば1,300円で、チャーシューや味玉が加わる「特製」は+500円の加算でした。その後は値上げが続いており、2025年4月の媒体記事は特製醤油そばを「今や2,000円超え」と記しています。訪問時は店頭の券売機で最新価格をご確認ください。

サイドには「名物焼売」があり、2023年11月の券売機では2個350円(媒体記事では1個180円)でした。ほかに地鶏めしなどのご飯ものや、麺だけをタレで和えて追加で食べる「和え玉」(九条ねぎ300円・鴨350円=同じく2023年11月時点)も用意されています。麺は細麺と手揉み麺から選べると紹介されています。なお、TRY公式ページには地鶏あぶらそば1,300円の記載がありますが、2023年11月の券売機のタブ構成(持ち帰り/塩そば/醤油そば/胡椒そば/つけそば/ご飯もの/トッピング)には見当たらず、移転後の現行メニューにあるかは確認できていません。

訪問のコツ

注文は入口の券売機(食券機)で行い、支払いは現金のみと紹介されています(観光メディアMATCHA・2024年8月の記事)。高額紙幣が使えない場合があるため、千円札や小銭を用意しておくと安心です。席はカウンター13席(TRYラーメン大賞 公式サイトの店舗ページ)と多くないため、時間には余裕を持って訪ねてください。

営業時間は情報源によって記載が分かれます。整理券が配布される日もあり、公式X(@motenasikuroki)では「本日は整理券制での営業」といった告知が行われています。訪問前に公式SNSで当日の営業時間と整理券の有無を確認するのが確実です。

通販とテイクアウトの取り扱いがあり(TRYラーメン大賞 公式サイトの店舗ページ・券売機にも持ち帰りのタブあり)、公式オンラインストアでも商品が販売されています。店に行けない日の選択肢になります。