JR新宿駅の新南改札から徒歩約4分、住所でいえば渋谷区千駄ヶ谷の一角に、「海老を飲んでみませんか?」というコピーを掲げる海老つけ麺の専門店があります。2010年12月開業の「つけ麺 五ノ神製作所」。大量の甘海老を殻まで砕いて使う濃厚なつけ汁が看板で、開業から15年を超えてなお行列が絶えません。

どんな店か

運営は東京・青梅に本社を置く株式会社五ノ神製作所。2007年に羽村市で創業した「らーめん・つけ麺 いつ樹」を母体に、本店で人気だった海老つけ麺をさらに海老味を前面に出して専門店化し、2010年12月に千駄ヶ谷へ出店したのが当店です。会社が掲げるのは「捨てるのはもったいない精神」。本来は捨てられてしまう食材・副産物に付加価値を付けてらーめんにする、という考え方がものづくりの土台にあり、甘海老の殻まで砕いて使う濃厚スープもこの考え方に沿った一杯です。

JR東海フードサービスのプレスリリースによれば、食べログの「ラーメン 百名店 TOKYO」に2017年から2022年まで選出。2017年には台北に出店し、2023年11月にはJR名古屋駅の「名古屋驛麺通り」にも期間限定で出店しました(名古屋驛麺通り店は契約期間満了により2025年1月に閉店)。ラーメンWalkerは当店を「東京・新宿で10年以上行列を作り続ける超人気店」と紹介しています。

何を頼むか

看板は「海老つけ麺」1,000円。味玉入り1,150円、肉増し1,250円、トッピングの揃った「特製」1,500円という構成です。バリエーションに、洋風に振った「海老トマトつけ麺」(特製はチーズ・キャベツ入り、2025年3月の取材記事より)と「海老味噌つけ麺」があり、いずれも1,000円から。公式メニューは全品に英語名が併記されています(価格は2026年7月時点・公式サイト掲載)。

2025年3月のYahoo!ニュース エキスパートの取材記事では、残ったつけ汁に合わせる〆の「焼チーズ飯」(300円・公式メニュー名。記事内では「焼きチーズリゾット」として紹介)が取り上げられています。サイドメニューは150〜300円。海老のつけ汁を最後の一滴まで楽しむ前提の組み立てです。

訪問のコツ

営業時間は11:00〜21:30(ラストオーダー21:00)で、公式表記の定休日は「無し」。公式サイトのトップページには月別の営業カレンダーが掲出されており、2026年7月分も休業日なしを確認できます。臨時の変更は公式X・Instagramで告知されるため、訪問前に確認してください。

行列はある程度覚悟が必要です。2025年3月の取材記事では、平日19時40分の時点で約20人待ち・入店まで約45分、並んでいた客の約7割が海外からの観光客だったと報告されています。開店直後の11時台か、昼と夜の間の時間帯を狙うのが現実的です。