豚骨・鶏ガラの動物系と、カツオや煮干しなどの魚介系を合わせた「Wスープ」。いまや日本中のラーメン店で定番となったこのスタイルの原点とされるのが、1996年10月に中野で創業した「中華そば青葉」です。数多くの「青葉インスパイア系」と呼ばれる店を生んだ源流の一杯を、中野本店ではいまも変わらず味わえます。

どんな店か

青葉は1996年10月、わずか4.5坪の小さな店としてスタートしました(公式サイト「青葉の由来」より)。屋号には、創業者のふるさと仙台のイメージと、「これから伸びゆく」という日本的で新鮮な響きが込められています。店づくりの基本コンセプトは「屋台」。カウンター中心の小さな店でメニューを絞り込み、一杯の完成度を高めるという方針は創業時から一貫しています。

看板のスープは、動物系と魚介系を合わせる独自のダブルスープ。あっさりした東京ラーメンと、こってりした九州ラーメンの「良いとこ取り」を目指して生まれたとされ、その後のラーメン界に大きな影響を与えて「青葉インスパイア系」という言葉の語源にもなりました。公式サイトの店主あいさつではミシュランガイドへの掲載にも触れられています。現在は首都圏に多店舗展開していますが、中野本店がそのすべての原点です。

何を頼むか

公式の「おしながき」に載るのは4品だけ。「特製」はチャーシューとメンマを増量し、味付卵を加えたものです。初めてなら、まずは基本の中華そばでWスープの原点を体験するのがおすすめ。つけ麺は同じスープをつけだれとして楽しめる、青葉のもう一つの看板です。

価格は公式サイトに掲載されておらず、「一部店舗では価格が異なります」という注記があります。最新の価格は店頭でご確認ください(2026年7月時点)。

  • 中華そば
  • 特製中華そば(チャーシュー・メンマ増量+味付卵)
  • つけ麺
  • 特製つけ麺

訪問のコツ

営業時間は10時半〜21時頃で、スープが売り切れ次第終了です(公式サイト店舗案内より・2026年7月時点)。確実に食べたいなら早めの時間帯の訪問が安心です。定休日はありませんが、年末年始は短縮営業や休業があり、2026年は1月1日が休業でした。臨時の営業変更は公式サイトの「新着情報」ページで告知されるため、遠方から訪れる場合は事前に確認しておきましょう。

場所はJR中央線・総武線、東京メトロ東西線の中野駅北口から徒歩約3分。支払い方法について公式の案内はないため、現金を用意しておくと安心です。