広大な草原の向こうに富士。キャンパーなら一度は张りたい「ふもとっぱら」だが、人気ゆえの予約戦争と、名物の強風に泣かされた人も多いはずだ。年間20泊以上通うライターが、2026年版の攻略をまとめる。

予約は2ヶ月前の朝がすべて

予約サイトの受付開始は利用月の2ヶ月前・月初。週末と連休は当日午前中にほぼ埋まる。狙い目は日曜泊と、意外にも雨予報明けのキャンセル拾いだ。前日〜当日のキャンセル戻りは夕方17時前後に出やすい。

繁忙期を外せるなら11月後半〜12月の平日が最高だ。空気が澄んで富士の冠雪が映え、場内も静か。氷点下装備は必須になる。

区画の選び方 — 風と傾斜を読む

フリーサイトの広さは圧倒的だが、場所選びで快適さが激変する。中央部は眺望最高だが風の通り道。初めてなら東側の林縁寄りが風裏になりやすく、地面の傾斜も緩い。トイレと炊事場の距離は牛舎側が近い。

地面は火山性の土で、雨後はぬかるむ。スタックが怖い2WD は出入口付近に張るのが無難だ。

  • 眺望重視: 中央部(風対策必須)
  • 初心者: 東側林縁(風裏・緩傾斜)
  • 設備重視: 牛舎周辺
  • 2WD: 出入口付近

強風対策は「張り方」が9割

午後から南西の突風が吹くのがこの場所の常。ペグは30cm 鍛造を基本に、ガイロープは全箇所張る。タープは風速7mを超えたら畳む判断を。夜間の突風に備え、就寝前にポールを一段下げておくと安心だ。

モデルタイムテーブル

8:30 入場列に並ぶ→9:00 設営→11:00 場内散歩と買い出し→15:00 富士を眺めながらコーヒー→17:00 夕食準備→19:30 焚き火→21:00 就寝。朝は5時前に起きて朝焼けの逆さ富士を狙おう。売店の薪は質が良いので現地調達で十分だ。